東京都庭園美術館 アートツアー vol.1 エントランスの装飾

庭園美術館 正面玄関の外観

   

こんにちは、アート・コミュニケータのRicaです。

美術館や建築、パブリックアートの愉しみをご紹介しています。

私が東京で一番好きで、アートガイドもしている美術館が東京都庭園美術館です。

目次

東京都庭園美術館について

庭園美術館の概要

東京都庭園美術館は、1933年に竣工した朝香宮家の邸宅を東京都が譲り受け美術館として開館しました。

朝香宮家は久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年に創立した宮家で、1947年までこの邸宅に居住していました。

その後、国の管理による目黒首相公邸、西武鉄道の管理による白金迎賓館時代を経て美術館となりました。

フランスに留学のある鳩彦殿下とフランス文化に精通した妃殿下の提案により、アール・デコ様式がデザインモチーフとして使わました。

   

庭園美術館 庭側の外観

戦後は多くの邸宅がGHQによる建物接収により改装されましたが、当時の首相、吉田茂とその意思を引き継いだ西武鉄道社長の堤康二郎氏の計らいによって保存され、建物や造作は当時の趣を残しています。

一時期は客間が倉庫として使われるなど、邸宅としては不遇の時代もありましたが、東京都の管轄になり誰もがすてきと思ってしまうような美術館として復活しました。

庭園美術館の立地

立地はJR目黒駅から徒歩10分ほどで、交通量の多い目黒通り沿いにありますが、美術館の建物は敷地面積が約34,765㎡という広大な敷地の奥まったところに建てられていますので、周囲の喧騒を感じません。

  

ルネ・ラリックのガラス装飾

エントランスで出迎えてくれるのが、ルネ・ラリック(1860〜1945)のガラス装飾。

室内からの明かりを背景に浮かび上がるシルエットが幻想的です。

なんて、繊細なんでしょう!

エントランスのモザイクタイル

そして足元に目をやると細かいタイル装飾があります。

アンリラパンの香水塔

エントランスを入り左側にあるのが香水塔。

初めて見た時は驚きました。このオブジェはなに??

香水塔(PerfumeTower)はアンリ・ラパン(Henri Rapin)が1932年にデザインし、国立セーヴル製陶所で製作され、フランス海軍より朝香宮家に寄贈されたものです。朝香宮邸当時は上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香りを漂わせたという由来から、後に香水塔と呼ばれるようになりました。フランス、セーヴル製陶所では ”Vase Lumineux Rapin”(ラパンの輝く器)と記録されています。<引用:東京都庭園美術館ウェブサイト>

玄関を入ってすぐの次の間に置かれて、アール・デコ特有の華やかな雰囲気を醸し出しています。

この空間から東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)の期待が高まります。

これから東京都庭園美術館の装飾をご案内していきます。

東京都庭園美術館ガイド

・所在地:東京都港区白金台5丁目21−9

・交通:JR・地下鉄目黒駅・徒歩10分

・ロッカー:あり:コイン戻り式 ¥100(¥100コインお持ちください)

・写真撮影・企画展によって不可、外からは可能

・一般駐車場なし

WEBサイト  https://www.teien-art-museum.ne.jp/

  

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