スタバのアートとビジュアルエレメンツ @スターバックス リザーブ®ロースタリー東京

スターバックス リザーブ®ロースタリー東京のインテリア、アートワーク(ビジュアル・エレメンツ)がとても素敵なのでご紹介します。

目次

世界で5番目のコンセプト店舗・スターバックス リザーブ®ロースタリー

スターバックス リザーブ®ロースタリー 東京は、焙煎工場を併設するコンセプトストアで、オープンは2019年2月28日です。この4階建のビル、全部丸ごとスタバです。屋上に挙げられたRとスターが遠くから見えます。

世界では東京よりも先に4店舗がオープンしています。
・アメリカ・シアトル / キャピトル・ヒル(2014年12月)
・中国・上海 / 南京西路(2017年12月)
・イタリア・ミラノ/ コルドゥージオ広場(2018年9月)
・アメリカ・ニューヨーク / チェルシー(2018年12月)

東京の後にオーストラリアのシドニー店が開店していますので、現在6店舗です。

その中でも東京店は唯一、建築からプロジェクトを開始しており、スタバのこだわりが詰まっている空間です。

尽きることのない、コーヒーに対する私たちの愛、情熱、願い、魔法を全て閉じ込めた特別な空間を作りたいとずっと夢見てきました。
スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京は、コーヒー豆から焙煎にいたるまであらゆる点でこだわりぬいた、のめりこむような体験を心から楽しむことのできる場所です。《引用:スターバックスコーヒーウェブサイトより》

建築設計は隈研吾さん(隈研吾建築都市設計事務所)が担当されています。隈研吾さんはこれより前に『太宰府天満宮表参道店』を担当していて、スターバックス リザーブ®ロースタリー東京が2店目になります。

プロジェクトの開始からから設計、完成まで「これは面白い!」と思って参加されていたことが『Pen』の記事からわかります。

ダイナミックだけど和の繊細さも感じさせるインテリア

インテリアデザインはスターバックスのコンセプトストアのデザインを手がけるリズ・ミューラー(Liz Muller)さんが担当しました。

和の空気感のある建築に「カッパーキャスク(COPPER CASK)」という焙煎設備が内蔵された銅製の筒が吹き抜けを貫き、ダイナミックな空間になっています。そこにいるだけで楽しくなる場所です。

2Fから吹き抜けを見上げた様子

天井は折り紙をイメージしているそうです。そこに配置されたダウンライト(照明)は規則的ではなくランダムで星空のようです。

カッパーキャスクの周囲に配置されたて桜の切り抜きと併せて繊細さも感じます。

スターバックスの個性を表現したビジュアルエレメンツ

スターバックスではグラフィックやサイン、アートワークをビジュアルエレメンツと総称しています。

2F ティーカップウォール(TEACUP WALL)

2階のティバーナ™(TEAVANA)の壁にはティバーナ™のティーカップを埋め込んでいます。デザインと製作はタイル職人ユニット、ユークリッド(Euculid Inc)さんです。

このカップ、1点1点人の手が加わっているのです。

ティーカップウォール(TEACUP WALL)の制作にあたり、ユークリッド(Euculid Inc)の白石 普( Amane Shiraishi)さんは、日本の職人技をロースタリー東京に取り込むというコンセプトのもと工場を探したそうです。

実際に仕事を受けたのはスタッフ数10人ほどで高齢の方が多い工場でした。その様子の動画がとても素敵なので見てみてください

3F コーヒーカードウォール

リザーブ店で豆を選んでオーダーするともらえるコーヒーカード。1つ1つちがうリザーブ豆のカード、5,000枚を使っています。中にTOKYOの文字があります。

上海のロースタリーにも同じ演出があります。

4F ハシエンダ・アルサシア(HACIENDA ALSACIA)のフォトウォール

4階にはスターバックスが運営する唯一のコーヒー農園、コスタリカ (COSTA RICA)にあるハシエンダ・アルサシア(HACIENDA ALSACIA)の写真ウォールです。

最初に見た時、日本の茶畑の風景かと思ってしまいました。あえてそういう写真を選んだのでしょうか。

3階の通路にも大きなパネルがあり、こちらには説明サインとQRコードもあります。

コスタリカのハシエンダ・アルサシア(HACIENDA ALSACIA)では、コーヒーが種からカップに注がれるまでの様子を実際に体験するツアーがあルそうです。行ってみたい気持ちがふくらみます!

ハシエンダ・アルサシア(HACIENDA ALSACIA)バーチャルツアーもあり、楽しいです♪

ハシエンダ・アルサシア バーチャルツアー https://coffeeexperiences.starbucks.com/

B1F – 4F Adrian Hogan(エイドリアン ホーガン)のイラストウォール

今回、時間をかけて見入ってしまったのはB1〜4Fまでの階段に描かれたAdrian Hogan(エイドリアン ホーガン)さんのイラストです。

全部手描きのペン画なのです!

この階段、メイン階段ではないので普通なら地味な存在になってしまうのですが、イラストが描かれていることで楽しい空間に変身しています。

Adrian Hogan(エイドリアン ホーガン)さんはオーストラリア・メルボルン出身ですが、当時スターバックス リザーブ®ロースタリーのある目黒川沿いに住んでいたアーティストです。

B1Fから登っていきます。

B1Fは野生動物のいる風景です。トラとゾウと火山、インドネシアのスマトラでしょうか?

1Fはコーヒー農園と焙煎の様子です。

2Fはティバーナ™(TEAVANA)のある階なので日本の茶摘みの風景と踊り場は目黒川です。

3Fはスターバックス リザーブ®ロースタリー、アメリカ、香港、ミラノの店舗が描かれています。

ミラノの店舗は「世界一美しいスタバ」と言われていて正面に「POSTE」の文字があります。元郵便局なのです。

絵の路面電車は上海ですね!

4Fはひとつ白紙の面があり、一番上にこの店舗を造りあげたスターバックスファミリーと仲間たち、造り手、地域の人のイラストです。白紙の面があることで特別感があります。

右下に絵を描くAdrian Hogan(エイドリアン ホーガン)さんがいます。「ラス・メニーナス」のよう。

近くで見ると使用していたペンはPOSCAに見えます♪

この4F以外にもう一か所サインがあることをスタバのスタッフさんが通りがかりに教えてくれました。それがこちらです。縦書きのエイドリアン、ホーガンのカタカナがほのぼのです。

動画のストーリーにAdrian Hogan(エイドリアン ホーガン)さんも登場しています。スターバックス リザーブ®ロースタリー東京に関わった人が、楽しそうに創作している様子がわかります。

日本の伝統工芸の技、家具製作は「天童木工」

この真っ直ぐに伸びるカウンターとカウンター下の継ぎ手(コーナーの部分)、造作がきれい!と思ったのですが、家具製作を担当したのは天童木工でした。

バーカウンターはアッシュを使い手鉋(テガンナ=手作業でカンナをかける)仕上げをしています。
組み方は蟻組みつぎ(アリクミツギ)という伝統的で強度がある方法を用いています。
これは熟練の技がなければ実現できない家具制作、一流の仕事です。惚れ惚れ・・

株式会社天童木工(TENDO COMPANY LIMITED)

1940年創業、山形県天童市に本社と工場がある。日本の木製家具メーカーとして初めて成形合板技術を実用化したことで知られ、柳宗理のバタフライスツールはロングセラー。リオオリンピックに採用された卓球台『Infinity』も製作している。官公庁や企業などを対象とした特注家具(コントラクト家具)の製造も多く行っている。

テラスに置かれたイスの製作も天童木工で杉材を使用しています。よく見るとプライウッド(成形合板)で天童木工の技術が活かされています。見上げた庇(ヒサシ)も杉材です。

  

居心地のよさの秘密、スタッフのサービスが素晴らしいこともアート

スターバックス リザーブ®ロースタリー東京はこだわりの建築と内装と、コーヒーテーマパークのような仕掛けですごいのですが、さらに居心地がいいと感じさせるのは、スタッフの対応です。

私が行った日は平日の10時頃で混雑していませんでした。カウンターで注文して自分のコーヒーを丁寧に淹れてくれる様子をゆっくり見れました。

バリスタのスタッフが押しつけのない程よい距離感で説明してくれて、1人でも楽しい!と感じらせる時間でした。

このサイフォンを撹拌する作業はできあがった時に差が出ます。

こんな風にドーム型に盛り上がっていると美味しく抽出されたとわかるそうです。

最初は熱いのでゆっくり飲んでくださいと言われ、しばらくは香りを楽しみのんびりしていました。

シンプルなパンも一緒に注文しました。幸せな時間です。

スターバックス リザーブ®ロースタリーでの抽出方法の色々

  • サイフォン(SIPHON)
  • ブラックイーグル(BLACK EAGLE)
  • クローバー(CLONER BREWED)
  • プアオーバー(POUR-OVER)
  • コーヒープレス(COFFEE PRESS)
  • モッドバープアオーバー(MODBAR POUR-OVER)
  • ナイトロ コールドブリュー コーヒー(NITRO COLD BREW COFFEE)
  • ケメックス(CHEMEX)

今回はイメージのつきやすかったサイフォンを選びましたが、次は「モットバー プアオーバー」でオーダーしたいです。

1階〜4階の好きな席に着くことができます。

空いていればですが、4階から順番に下がってくるのも楽しいです。

コーヒーはルワンダ・ショリー(RWANDA SHOLI)がおすすめでした。こちらはスタッフさんの私物で作ったディスプレイ、ルワンダの嫁入り道具として使われる蓋付きのカゴ「アガセチェ」です。アガセチェは平和のカゴという意味だそうです。

世界各国から集められた希少なスペシャリティコーヒー、800円〜と普段のスタバよりも高価ですが、ここで味わうコーヒーには価値があると思います。

また、店内にはイタリアンベーカリープリンチ®のパンのコーナーもあり、こちらも次回の楽しみにします。

スタッフの対応もアートの一部だなと思いました。

スターバックス リザーブ®ロースタリー東京について

営業時間:7:00~23:00

住所:東京都 目黒区 青葉台2-19-23

電話番号:03-6417-0202

【アクセス】東急田園都市線池尻大橋駅 徒歩14分、東急東横線中目黒駅徒歩14分

  • どちらの駅からも1kmほどありますが、目黒川沿いを歩くので散歩道といった感じです。

京王井の頭線神泉駅からも徒歩15分で行けます。公式ページに記載がなく住宅街を歩くので推奨されていないのかもです。往き方向は下り坂が多めでいいのですが、脇をそれなりに車が通過します。

  • バスも使えます。渋谷駅から東急バス・大崎駅行きまたは大井町駅行きで4つめ、菅刈小学校下車徒歩3分(真夏、雨天時はおすすめ)

【駐車場】なし(隣にドンキホーテがあり、買い物金額によりサービスがあります)

【Wifi】あり(滞在時 つながらないこともありました)

【電源】なし(仕事をする場所ではないという計らいか)

カウンターの奥行きが20cm、テーブルとSH(イスの高さ)の差がPC作業向きではないなど仕事を長時間する場所ではないな感じました。なので、リモートワーカー的な人は少なめです。

バス停の菅刈小学校からさらに6つ(9分)乗ると「田道小学校入口」でここから徒歩3分のところに目黒区美術館があります。

このブログでは美術館や身近にあるパブリックアート、休日の散歩情報などをご紹介しています。 

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